ソニーCEOのハワード・ストリンガー氏は、2か月前にBDと東芝のHD DVD規格の競合は「ステイルメイトに達した」と話していた。しかし、高解像度DVD規格の競合の行き詰まりは、4日に米映画製作会社ワーナーブラザースがBD一本化の方針を表明したことで、変化の兆しが見え始めた。
現在HD DVDを支持する米映画製作会社は2社、対するBDを支持する映画製作会社は5社となっている。ワーナーのBD一本化の決断を受け、インテル、マイクロソフトなどが協賛するHD DVDプロモーショナルグループによるCESでのHD DVD規格のプロモーションイベントが急遽キャンセルされることになり、それを受け今回のCESではBDの展示が目立つようになった。
松下電器産業もBDを支持しており、CESで今春導入予定のBDプレーヤ「BDライブスタンダード」についてプロモーションを行っている。これはインターネットから映画トレーラーをダウンロードしたり、ゲームなどができるようにされている。
ワーナーブラザースでは、HD DVD規格もBD同様、それ以上の価値があることも認めつつ、「HD DVD規格の方がインターネットとの互換性により優れていることも認めるが、消費者にとってBD一本化で行く方向性の方が良いと思われる」と述べている。HD DVDディスクのほうが、BDディスクより製造コストも安価で済むが、ワーナーによると、「そのような利点があるとしても、消費者をHD DVD規格へより惹き付けることは難しい」とコメントしている。
ワーナーによると昨年末のホリデーシーズンで、同社がBD、HD DVDの両規格で販売していたDVD売上高で、BD規格とHD DVD規格の売上高が3:2の比率となっており、BDの方が消費者受けが良かったという。
過去のビデオ規格の競合では、ソニー製BetamaxとビクターによるVHS規格でソニーのBetamaxが製造費がかさむことからVHS規格に市場を奪わたが、今回の高解像度DVD規格ではソニーBDの優勢が伺えている。
相続税、遺産申告漏れ4076億円、前年度比5%増
国税庁のまとめによると、2007年6月までの1年間(2006事業年度)に相続税の税務調査で見つかった遺産の申告漏れは総額4076億円で、前年度比5.0%増となった。